今年は、アトピー性皮膚炎と血友病にそれぞれ初めての抗体医薬が登場するなど、各社が大型化を期待する製品が相次いで発売される見通しなのだそうですね。
アトピー性皮膚炎治療薬としては初めての抗体医薬となるサノフィの「デュピクセント」)の承認が間近となっているのだそうで、患者の4割近くが治験医師による評価で「皮膚病変なし」「皮膚病変ほぼなし」を達成したのだそうですよ。
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、ぜんそくあど、これらは「アレルギー」と一括りにされているのですが、どうやらこれらは2種類に分けられるのだそうで、それぞれ「即時型反応」「非即時型反応」と呼ばれるのだそうです。
息が苦しくなったり、発疹が出たりするのは「即時型反応」で、これは血液検査でわかるのだそうです。
化粧品や金属などによる皮膚のかぶれ、胃腸の荒れによる嘔吐や下痢(消化管アレルギー・好酸球性胃腸炎)、などは「非即時型反応」で、原因物質に触れて、数時間後から数日間後に症状が現れるとのことで、液検査で見つけられないのだとか。
アトピーの素因をすべて取り除くのは難しいのですが、少しでも楽になれるような薬が2018年に登場してくるといいですね。
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